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秋祭りに欠かせない!さつまいもの上手な収穫方法と食べごろの見分け方

さつま芋の収穫方法と時期

秋は実りや収穫の季節とも言いますが、その象徴としてさつまいもを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

秋祭りでもさつまいもの料理や芋掘り体験は人気です。
今回は、さつまいもを上手に収穫する方法と、より美味しく食べられるよう、食べごろの見分け方についてご紹介します。
自宅でさつまいも栽培に挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

≫ さつまいも詳細

■自宅の庭でできる上手なさつまいもの栽培方法

さつまいもは、ジャガイモのような種いもではなく、苗の状態で購入することができます。
さつまいもの苗は挿し苗と言い、根をカットした苗のような形になっています。ホームセンターなどで購入できるので、植え付けの時期である5月ごろに探してみましょう。

ここで注意したいのが病害虫の影響です。それほど深刻なものは存在しませんが、ハスモンヨトウ、ハリガネムシには注意しましょう。葉の状態を観察し、白くすすけた葉があったら、葉の裏側に幼虫がいるかをチェック。見つけた場合は捕殺します。
ハリガネムシは収穫後に乾燥中のさつまいもに小さな穴を開けて侵入します。予防としては、麦、とうもろこし、ジャガイモ、レタス、にんじんなどを栽培した後にさつまいもを植えないようにします。

直前に栽培した作物の種類や状態に問題がなければ、さつまいもの栽培が可能です。ホームセンターなどで購入してきた挿し苗を、あたたかい気候の日が続くようになってから植えましょう。さつまいもは寒さに弱いため、涼しい時期は避けなければなりません。

畑にうね(作物を植えるために土を土手のように盛った状態のこと)を作り、挿し苗を植えます。葉が上向きになるよう、斜めに寝かせ、根元になる部分から節3~5つ分に土がかぶさるようにします。栽培中、肥料を土に足す必要はありませんが、葉の色が薄く生育が悪い場合は、1mに一握りほどの量を足してみましょう。

植えた直後はたっぷり水をまきます。水はけが悪いと葉や茎ばかりが育ったリ、根が腐ったりしてしまいます。水の量と水はけ具合に注意しつつ、つるが伸びるのを待ちます。
つるが伸びて隣りのうねに届いた時は、つる返しで対処します。伸びたつるを元のうねに切り返す(折り返す)だけですが、引っ張りすぎて根元が出てしまわないよう、注意してください。
その後は収穫の時期まで、病気と寒さ、根元の露出に注意して育てましょう。さつまいもが大きく育つためには根元の露出はとくに注意したいところです。


■さつまいもを収穫する最適な時期と掘り出す際のコツ

さつまいもの収穫は、挿し苗を植えてから100日~150日ほど経過したころ。天候状況や環境によって前後するため、本格的な収穫をする前に苗のひとつを試し掘りして、さつまいもの生育状況を確認しておきましょう。
目安は、葉が黄色く変化しはじめることが試し掘りのタイミングです。
試し掘りでも収穫でも、さつまいも自体を傷つけないよう慎重に掘ってください。また、さつまいもが湿気にやられてしまわないよう、よく晴れて土が乾いた日が最適です。

収穫時は、まずつるを切ります。根元から10センチ程度のところを切り、周囲の土を掘り起こしてやわらかくしましょう。
小ぶりな品種であれば土をやわらかくした後はつるを持って引っ張れば収穫できます。大きい品種の場合は、株の部分から少し距離をおいたところから大きいスコップなどで土ごと持ち上げて掘り出すと、さつまいもを傷つけません。

さつまいもは、霜に触れると傷みが早くなってしまいます。大きく育つまで置いておきたいものですが、霜が降りる前には収穫しきってしまいましょう。
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サツマイモの保存方法とおいしい食べ方

■さつまいもを美味しく食べるには?保存と調理法について

さつまいもは、ジャガイモと同様、冷蔵庫での保存に向きません。低温すぎる環境に置くと、たちまち腐ってしまいます。

さつまいもを美味しく食べるための基本として、保存は秋の常温(10度~18度)で、泥がついたままの状態にしておくことが大切です。新聞紙にくるみ、段ボールに入れておくなど、余計な湿気にさらされないように工夫しておきましょう。

購入したりお裾分けをもらったりした場合はビニール袋に入った状態になっていることがありますが、袋から取り出しておくと長持ちします。さつまいもは収穫後も呼吸しているため、ビニール袋で密封したたま保存しないようにしてください。


調理方法の前に、食べごろまで寝かせておくのも重要です。
さつまいもは収穫直後に食べようとすると甘味がなく、あまり美味しくありません。

でんぷんが豊富なさつまいもは、収穫してからでんぷんが糖分に変わるまで寝かせておく必要があります。目安としては2週間ほどですが、保存状態をしっかりしておけば、2か月程度置いても良いでしょう。長く寝かせておくと、その分甘さも増します。
甘いさつまいもを食べるためにも、保存方法を工夫することをおすすめします。

次は、調理のポイントについてです。
家庭で焼きいもにする場合は、石焼きいものような調理法は難しいでしょう。しかし、アルミホイルを使うだけで石焼きいものように甘い焼きいもが作れます。

アルミホイルで一個ずつ包み、オーブンでしっかり火を通しましょう。アルミホイルを巻いているか否かで、かなり食感と味が変わります。ぜひ試してみてください。
 

■まとめ

さつまいもは適切な植え方をすれば、肥料を途中で足したり間引きしたりする必要のない、比較的簡単に栽培できる作物です。
保存方法も寒さと湿気に注意するだけで、うまくいけば2か月、3か月もちます。秋祭りのメインとするのであれば、祭りの2週間以上前には掘り出して甘味が出るよう寝かせておくことを忘れずに。

その分、正しい植え方と収穫後の乾燥や保存方法には十分注意してください。傷みにくい環境で熟成させ、しっかり甘味の出たものをいただきましょう。


■サツマイモで、ほかほかの夕ご飯に

さつまいもご飯、スイートポテト、焼き芋、サラダ…
様々な調理法があります。

品種ごとに適した調理法を見極めよう。

さつまいもの品種一覧は、野菜オタク<野菜辞典>へ
≫ さつまいも詳細

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