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野菜で布を染めてみよう!野菜染め研究



今回のヤサオタノートは、
“野菜オタク” のわたしが提案する
夏休み自由研究テーマ!!

 

 

 

<小学校高学年~中学生向け>

「野菜染め研究」です!!!




 

「草木染め」

って聞いたことありますか?

 

 

 

科学が発達するはるか昔から

人は身近にある葉っぱやお花などで

色を出しておしゃれを楽しんでいたそうです。

 

自然の植物が持つ色を使って染めること を

「草木染め」といいます。

 

 

 

野菜も植物!

なすはむらさき

にんじんはオレンジ

トマトはあか・・・

野菜ってきれいな色がたくさん!!

染めたら楽しそう♪

 

 

 

 

 

 

ところで藍色は深~い青い色。

それを染める植物の葉っぱの色は緑色。

ふしぎですよね・・・

 

 

 

 

 

野菜はどうでしょうか!?



 

1.そのままの色で染まるのかな?

2.どんな野菜がどんな色になるのかな?

 

 

 

 

さっそく調べてみましょう!!

 

 




実験1 玉ねぎ染め(そのままの色で染まる!?) 

 

まず基本の染め方を勉強。

 

 

 

私の友人の家は染織ギャラリー。



 

素敵な空間にうっとりしながら・・・

 

 



染物についてあれこれと聞いてきました~

 

 

 

話を聞いたり、本で調べたりすればするほど

奥が深~い草木染めの世界。

まずは家庭でできそうな簡単な染め方でチャレンジしてみることに!

 

 

 

 

 

今回染色に使う材料はこれ!

玉ねぎの皮!

手に入りやすく

色もはっきり出るので

初心者にはおススメです。

 

 

 

布は染まりやすそうな

木綿ガーゼを用意しました。

 

 

 

色素はたんぱく質と結びつくとよく染まるそうです。

たんぱく質が主な成分の動物性繊維(毛糸やシルクなど)

そのままで大丈夫ですが

植物性繊維(木綿や麻など)は

たんぱく質をしみ込ませる助剤を準備する必要があります。

 

知らなかった・・・

 

本などでは豆をミキサーにかけてつくる豆汁が紹介されていますが

もっと手軽なものと思い



豆乳にしてみました。

 

 

 

さらに煮出し汁で染めた後は

媒染(ばいせん)する?!

聞いたことないコトバですね・・・

 

水に溶かした金属と化学反応を起こすことで

色素を安定させるそうです。

そのことを媒染(ばいせん)すると言います。

 

 

 

なるほど

植物の煮出し汁だけで染めてたんじゃないんですね!

 

 

しかも媒染液(ばいせんえき)が違うと色が変わる?!

 

 

 

同じ玉ねぎ色の布が媒染液(ばいせんえき)が変わると違う色になるという・・

 

 

 

わくわく~♪

早く試したい!

 

 

媒染液(ばいせんえき)はたくさんの種類があり、

今回友人から使いやすい薬品を分けてもらいました。
(※専用の薬品がなくてもできます!!やり方は、下を見てね!)

 

 

錫(すず)・鉄・銅・チタン

 

よく使われるミョウバン(硫酸アルミニウム)も用意しました。

ミョウバンは水では溶けにくいので
お湯で溶かしておいてから使います。

 

 

 

さあ~

いよいよ染めてみましょう!

木綿ガーゼを水洗いした後豆乳をしみ込ませます。

ムラがないようにまんべんなく!

 

 

しばらく漬けたあとは軽く水洗いして



しっかりすすぎましょう!

 

干します。



 

 

 

玉ねぎの煮出し汁を作ります!



染めるガーぜの重さと同じ重さの皮を用意。

 

鍋に玉ねぎの皮を入れ



ひたひたより少し多めの水を入れて沸騰してからグツグツ20分くらい煮ます。

 

 

 

煮出し汁を濾(こ)して

(ざるの上に布を置いてこすといいですよ!)



 

 

こした汁を鍋に戻して



 

 

ガーゼを入れて10分~15分くらい煮ます。



 

火を止めてしばらく放置~

 

 

 

 

その間に媒染液(ばいせんえき)を用意



薬品(結びつく金属)の違いによる色の変化を実験したいので

100ccの水+10ccの薬品に統一。

(ミョウバンは1リットルの水に対して2gが基本。

100ccに対して0.2gを測るのはむずかしかったので

1リットル分作って100cc取り分けました。)

*水に対する薬品の量を変えると色が濃くなったり、薄くなったりします。

 

 

 

ガーゼは軽く水洗いして

いよいよ投入~!



 

わ~~~!!

いれた瞬間から色が変化していく~~~

すご~~い!!

 

 

 

液の中で20分くらい放置~

 

 

 

模様付けにもチャレンジ♪

輪ゴムをこのように巻いてみました!

 

 

 

 

さあ~軽く水洗いして広げてみましょう!



きれいに色の違いが出ましたね~!!

鉄は黒っぽく、チタンは赤茶っぽくなりました。

玉ねぎの皮の色とは全然違いますね。

 

 

 

輪ゴムで作った模様もしっかり出ました~!

楽しい~♪

 

 

完成品




 

 

 

色見本風に♪




 

結果


色を安定させるために媒染液(ばいせんえき)に漬ける



野菜そのままの色ではなく


金属によって起こる化学反応で


色が変化する!


※なすの漬物の色をきれいに出すためにミョウバンを使ったり、


黒豆を煮るときに鉄くぎを入れるのも同じですね。


金属イオンと化学反応を起こして色が安定します。


注意!!藍色のふしぎは原料になる植物の中にインジゴという青色成分が含まれていて発酵させてから


染物に使うそうです。野菜染めの媒染液違いによる色の変化とは違いました。


 




実験2 いろいろな野菜で試してみよう!

 

ビーツを切ったら

まな板がこんな色に!

ん?ビーツってとってもきれいな赤やピンクに染まりそう~♪

 

 

 

紫ダイコンの皮は捨てる前に茹でてみようかな?



わ~きれいな紫色の煮出し汁!!

 

 

 

伊予柑とブラッドオレンジを食べたあと皮を見て・・・



えい!煮出してみよう!

いい香り~☆でも色はあまり染まらなそう・・・

 

とキッチンに立つたびにいろいろな食材で試したくなりました♪

 

 

 

どの野菜がどんな色に染まるのでしょうか?

 

 

基本の分量を毎回測るのは大変なので

そこはあまり考えず(笑)

煮出し汁の中にどんどん助剤処理したガーゼを入れてみることにしました。

 

 

 

 

【試した野菜・くだもの】


小豆も含めて、下の写真7種類



煮出した汁を見て
どんな色に染まるか想像してみてね♪

 

 

 

【媒染 ばいせん

媒染剤(ばいせんざい)は
キッチンで使えて手軽なものがいいな~
と思い、ミョウバンと銅媒染の2つ。

 

これで 媒染液(ばいせんえき)を作っていきます

 

 

1、ミョウバン
実験1で使用したものと同じ。
スーパーで手軽に買えます!

 

2リットル(ミョウバン4g)を作り6等分しました

※あずきはちがう日に染めたので写真のボウルは6個です。

 

 

 

 

銅媒染(どうばいせん)

 

銅媒染の液はかんたんに作れます!

10円玉お酢につけて
数日置いておくだけ!

 

銅+食酢で作った銅媒染液は
うすめずにそのままで100ccずつ

 

 

 

どんな色に変化するのかな?

楽しみですね♪

 

 

結果


染めてみました!!


全部で14色できましたよ~♪



想像した色と比べてどうですか?


 

 

私はビーツは赤かピンクに染まると思っていました~


意外と地味~な色でしたね(笑)


ほうれん草はよ~くみるとうすく緑色に染まっています。


オレンジもちょっとだけ夕焼けのように染まりました。


 


こうすると同じ野菜でも媒染液(ばいせんえき)違いで色が変化することがよくわかりますね♪


 

むいた皮を捨てるまえに!


ゆで汁に色がついたら!


いろいろ試してみましょう♪


※色だし用の野菜の皮などの量を多くしたり


ミョウバンやお酢の媒染液(ばいせんえき)を


濃くしたり、うすめたりするとまた違う色合いになりますよ。


 




作品にしてみよう!

 

玉ねぎの皮が残っていたのでいろいろ作ってみました♪

 

◆トートバッグ◆

無地のトートバッグを豆乳で洗って乾かしてから

折り目を付けて・・・



割りばしと輪ゴムを使うと・・・

 



こ~んな模様が出来ました♪

 

 

バッグは母の日のプレゼントにしました♡



きれいな色ね~💛と喜んでくれました。

 

 

◆ハンカチ◆

折って割りばしではさむと・・・



最後は輪ゴムできつめにがポイント!



素敵な模様ができました♪

 

 

◆スカーフ◆

手持ちのスカーフをリメイク~♪

※染める前は白とうすいブルー。写真撮り忘れました。



春らしい色に変わって気分もアップ⤴♪

 

 

◆コースター◆

玉ねぎ実験で余った布を縫い合わせて~



コースターにしました。

4種類の色がぜ~んぶ玉ねぎとは思えないですよね。

色って楽しい~♪

 









おさらい

 

準備する道具



●材料をはかるもの●

計量スプーン・計量カップ・計り

 

●材料を煮るもの●

なべ(ホーロー・ステンレスがよい)

 

●材料を煮た汁をこしたり、媒染用の容器●

バケツ・たらい・食品に使用しないボウルなど

 

●その他●

ビニール手袋・割りばし・輪ゴム

 

●媒染剤●

写真はミョウバン・銅媒染液

 

●染料の材料●



ヤサイオタクだけど・・・

 

紅茶・コーヒー・カレー粉も楽しそう♪

 

 

 

▼基本の染め方▼

 

1、染める布を水洗いしておく。

2.植物性繊維(木綿や麻)の場合は※1助剤を使う。

3.布を干している間に染料を作る。

4.染めるものと同じ分量の材料を鍋にいれゆったりつかるくらいの水を入れる。

5.沸騰してから20分くらい煮出し、濾(こ)してから再び鍋に戻す。

6.布を入れたら10分から15分煮て冷めるまでつけておく。

7.そのあいだ※2媒染液(ばいせんえき)を作る。

8.6の布を軽く水洗いして媒染液(ばいせんえき)に漬ける。

9.色むらができないように途中で上下返しながら約20分。

10.薬品の場合は特に念入りにミョウバンや食酢銅の場合は軽く水洗いする。

11.干して乾いたら完成!

 

※1助剤

・動物性繊維の毛糸・シルクを染めるときは要らないです。

・植物性繊維の木綿・麻はたんぱく質をしみ込ませることが必要。

(本では一晩水で戻した大豆をミキサーにかけてどろどろになったものをこして

薄めて使う豆汁が紹介されていましたがとても大変そうなので豆乳にしました。

イメージでは豆乳よりよく染まりそうですね。両方試してみると面白そうです。)

 

 

 

※2媒染剤(ばいせんざい)

自由研究ではキッチンで使用しても安全な

焼きミョウバン・銅媒染剤(どうばいせんざい)・鉄媒染剤(てつばいせんざい)

がおすすめです。

 

 

 

・焼きミョウバン・・・漬物コーナーで売っています。

 

 

・銅媒染剤・・・十円玉を食酢に漬けて数日置いたもの。

 

 

・鉄媒染剤・・・さびた鉄と食酢と水を1:1:1で作ったもの。

材料を全部鍋に入れて水分が

半分くらいになるまで煮込み

濾(こ)したものをうすめて使います。

 

 

phを変えてもおもしろい!

 

・灰汁・・・水に灰をまぜて数日置いて上澄みを使う←アルカリ性

・お酢・・・十円玉・錆びたくぎをお酢にいれて数日おいたもの←酸性

 









おまけ 料理編

使った食材で


親子で一緒に料理してみませんか?


 

 

◆あずき◆



ゆでた小豆に砂糖と塩を加え粒あんに!

白玉を作って

シンプル白玉あん♪

バニラアイスや生クリームをのせてもいいですね♪

 

 

◆ビーツとナス◆



たまねぎ・セロリ・ベーコンもいれて

栄養満点スープ☆

あっ!赤く染まってますね。

 

 

 

 








いかがでしたか?


今年の夏休みは親子で【野菜染め】


チャレンジしてみませんか?


 

 

今から親子で素材選び!!


日々食べたり、料理したりする中で


これ染まるかな?ミョウバンに漬けたらどんな色になるかな?


なんて話し合うのも楽しいですね♪


夏休みのころには赤じそやブドウなどきれいな色の野菜や果物も出回ります。


いろいろと試してみましょう!


 

 

 

自由研究に悩んだときはヤサオタNOTE!


これからもオタクらしく楽しい提案をしていきます!


 

 

 

次回もお楽しみに~♪


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